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『風神・雷神』
人間が怖れを抱くほどの偉大な力を見せる天然現象のうち、最も身近に起こり最も代表的な強風と雷鳴をそれぞれ神格化したもの。元来、別個に早くから尊崇され、中国では漢代の画像石に表される。日本でも級長津彦(しなつひこ)命と級長津比売(しなつひめ)命の男女の風神をまつる神社、霹靂(なるとき)神、鳴雷(なるいかずち)神、別雷(わけいかずち)神など、雷神をまつる神社が各地に見られる。
作品は、風神雷神の2隊に分かれている。
風神・・・衣装は白と緑を基調とした風の涼しげな雰囲気に、川が流れるような穏やかさを表現した模様。振り付けは、風の流れをイメージし、しなやかな踊り。
雷神・・・衣装は黒と黄を基調とした雷の力強い雰囲気に、稲妻が走っているような荒々しさを表現した模様。振り付けは、バチを使って雷を打ち鳴らすような力強く激しい踊り。
衣装替え後はどちらの隊も朱色の衣装。上へ駆け上がっていくという想いを込めて龍の模様が描かれている。